・・・・・一月以上空いて、、また広告が入ってしまいましたね。
この間の私はというと、お見せする事は出来ませんが、先月の末にある科学館のアイテムを新規製作して
やっとこさ納品できまして。
その制作期間内にも、結構、この他の科学館やからくり時計のメンテナンスやら修理がありまして
私用や自分の構想を形にする製作も出来ずに、、またまたブログがここまで空いてしまいました。。。
で、現在もある科学館の新規アイテムの製作が決まりまして、今、図面と格闘中です。
しかし、さ~。とはいっても フル稼働で忙しかったのですが、どっかで息抜きはしないと
追い詰められてろくな事にはならない。科学館の実験装置は作ってみて初めて「あれ?」なんて
事はしばしばで、図面や理屈どおりに行かない事は日常茶飯事です。
なので、そんな時は考えを一旦リセットできる気持ちの余裕が無くてはいけません。
そんなわけ?で、このブログお休み期間中に、今思うと消費で発散したのでしょうか?と思えるような
事を2発。まあ、前から欲しかった物を買っただけなんですがね。
我が家はよく休日の過ごし方の1アイテムとしてドライブがてらに郊外型の大型商業施設に行きます。
その中でもちょこちょこ行くのが越谷のレイクタウンです。一寸行けば三郷のイケアもあるし。。。。
レイクタウンで必ず行くのが私と子供の趣味の楽器屋さんです。息子はピアノを弾いてみるのが楽しみで
私は
ギターを見たりするのが楽しいのですが、、、まあ、大抵は小物を買って帰るのですが、、
ホゲ~~っとアコースティック
ギターを眺めている私の目が、ふと地味というかクラシカルな雰囲気の
ハイカッタウェイの
ギターが目が留まりました。どこ(メーカー)の
ギターかな?と思いヘッドの方に
目をやると・・・「読めない?何語?」で横に付いている手描きの解説に「・・チェコの
ギター・・」と。
チェコ語。それは読めません(^^)しかし、チェコの
ギターなんて、バイオリンの工房が
ギター製作に手を出したものなのかな?と思って、ぼうずの相手をしてくれている店員さんにそのギターの事を
尋ねると、「弾いてみますか?」と壁から下ろしてくれました。
周りがうるさいので防音室で弾いてください。と言われて防音室で弾いてみると、、、、いい。実にいい。
レンジが広いし、ボディーのわりに強く引けば音圧も出る。何よりネックと弦の関係が弾きやすい。
この形状でエレアコで無いのも潔くていい。
色々他のギターとも弾き比べもさせてもらったが、こいつの方がいい。というか好き。
あとで、このギターの販促の担当の方が色々説明してくれましたが、、もう、すでに衝動買いの裏付けの
理由が加算されるだけでした。 そのギターは
フォルヒG22CRCT

今は、暇がある度、手にとっています♪ 興味ある方はぜひ探して試奏みてください。
で、実は、レイクタウンに行く度にもう一箇所必ず行く所があるんですが、ボンズはもうずっと前から
犬を欲しがっていまして、「お友達を探しにいこう」と言ってペットショップに必ず寄るのです。
このギターを買った日も、なかなか愛嬌のある黒ラブラドールがいたのですが、、私がギターを買った
せいで「あの子がギターになっちゃった。」なんて言われてしまいました。
ですが、私が高額の買い物をした為、偶々やっていた抽選籤も大量に応募できた結果、
1万円ほどの商品券があたったのでした。
後日、商品券の有効期限が切れる前にもう一度、レイクタウンに出かけたのですが、、、
また、いつものようにペットショップに行き「この前の黒ラブ君はもう居ないね」なんて言いながら
犬を眺めるボンズに奥様も「この犬は?」なんて言いながらキャイキャイやっているのを横目に
私も適当に眺める感じで別のウインドウにいる子犬に目をやったりしていたのですが、
私が一寸立ち止まったウインドウに子犬の癖にじじむさい感じの犬が居て、なんて犬だろう?と
老眼の焦点を振り絞り札を眺めていたら、店員さんが「抱いてみますか?」と言いながら裏から
子犬を出してきまして、「ウエルシュテリアというんですよ。なかなかペットショップでは珍しい
犬なんです。」と言って私とボンズの手に、この子犬の癖になんかじじむさい犬をわたしまして。
この子犬をボンズや私達が抱いている間、店員さんがこの犬について説明してくれましたが、
なんにせよ、もし飼うなら家族になるわけで、生半可に犬を買うのは家族にとっても犬にとっても
いい事は無いので、やっぱり、いつものように抱かせてもらった後に
「どうもありがとうございました」と家族のというか私の躊躇をやわらかく告げて立ち去るのですが、
なぜか、この日はちょっとそういう気になれなかったのです。
もういいかな?ボンズもこんな長い間、ずっと欲しがっているし。という気持ちと
私自身が正直この犬に何か縁を感じていたりして、、、しばらく交渉中にしてもらい
昼の食事をしながら家族で相談しまして、、食後、この犬を家族にお迎えに行きました。

んで、現在この犬を我が家の一員にむかい入れて3週間が過ぎました。購入時より体重は倍に増え
最初大人しく抱かれていた印象はどこへやら、後々調べたテリア種の性格そのマンマ、やんちゃに
部屋の中で暴れまわっております。
名前は前々から我が家に犬が来たらと決めていたボンズお気に入りのバンドNickelbackのボーカリスト
チャド=クルーガー由来で「チャド」と名付けられました。
さて、ブログオフ中のプライベートはこんな感じでしたが、、、、、
このブログ用に多少載せられそうな事も、少しばかり手をつけられました。
私は、今もっているギターがギブソン系がほとんどで、
シングルコイルのギターがありません。
純粋にストラトも欲しいのですが、やっぱり私がギターを作ろうと思った切っ掛けの師、
ブライアンメイのレッドスペシャルの
シングルコイルの組み合わせの妙によるあのサウンドは
憧れです。ですが、あの音色はブライアンメイの音色。まったく同じ音色が出せたとしても
それはやはりブライアンメイ師のオリジナルサウンドが一番いい音でしょう。
ですので、少しひねった事をやってみたくずっと思っていました。
そこで、前から購入してあったポールピース用のアルニコ磁石を思い出したように引っ張り出し
合間合間で、ちょっとづつピックアップ作りに手を出してみたりしていました。

構想と配線は前々から妄想して図面化しています。
どんな音色がでるかは、、、、知らん♪ トライアンドゴーです♪
いい音色とかでなく、特徴のある音色が出ればいいな~~。
さて、それでは。今回は私事も混ぜましたがこの辺で失礼します♪
いつも、いつもロングディスタンスですがそういうブログだと御理解頂き
今後も、よろしくお付き合い下さい。
あ。。
あとまったく個人的ですが、
ウェルシュテリアの育て方。
お詳しい方、御指南下さい。よろしくお願いします。
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- 2013/06/18(火) 13:11:20|
- ― 電気でGO!―
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皆様、4月になりました。
ヒマだろうと高をくくっていた3月も、蓋を開けてみれば 珍しく年度末進行の流れに足をとられ
おぼれそうになりながらも、何とか泳ぎきることが出来まして、、、、、
気がついてみたら、またまたブログが放置プレー状態でした。 あ。 あああ。。。
アトム関連の記事ももう少し細かく書いてリアルなレスポンスを楽しもうかな?
なんて思っておりましたが、最初に告知した練馬区ふるさと文化館特別展の展示も無事終わりを向かえ、
そんな感じもなんか薄れてしまったので、今回は人形制作について、大量大放出一挙公開としたいと
そんな春らしい気持ちでいっぱいでございます。
さて、それでは早速、始めちゃいますかね。多分、長いですよ~♪
まあ、この前の
シリーズ最初のブログ記事の動画をみて御存知とは思いますが、
ゾートロープの
アトムはお空を飛んでおります。ですがサンプルに頂いた
アトムの人形は
立ち姿で自ら体の蓋を開けて構造部を公開している?ポーズのものでした。
ですので、写真を見ていただければ分かると思いますが、顔をコピーする以外は使えません。
そんなわけで、製作はまずそこから始まります。

1
アトムの顔の部分の前半分だけ残すように粘土で土手?を写真の様に作ります。
2 で、そこに
シリコンを硬化剤を混ぜて流し込みます。(何か、ネズミ男のようですが(^^)y)
3 前半分の
シリコンが固まったら粘土を取り除き、今度は後ろ半分に土手を作り、離型剤を塗ってから
硬化剤を入れた
シリコンを流し込みます。
後ろ側の
シリコンが固まったら、割型が出来たので、そこにFRPを流し込み頭をコピーします。
写真に写っている、胴体はアクリルを削りだして出来た頭とサイズ合わせして形を作ります。

4 そして頭と胴体をくっつけてサフェーサーを噴いた本体にあわせて、またまたアクリルの棒で
足を作ります。先に出来た足に合わせて、反対の足も形を合わせます。
5 そして、足を結合してサフェーサーを噴いて、全体の形を見ます。

6 その本体にまたまた、アクリルの棒で腕の部分を作ります。
アトムは先のほうが太いので
足も、手もそのように作るのがミソです。
7
アトムの飛行姿はアイドルコンサートでアイドルがするワイヤーアクションのように
両手を広げて飛ぶのではなく、腕を前に折ってこぶしを作るポーズなので、曲げる場所は
切って曲げる為、そこに線を書きます。
8 きった腕先を180度回転させて接着してポーズを作ります。
9 くっつけたひじの部分は尖っているので、削って丸めます。(写真は片手だけ)
10 出来た腕もサフェーサーを噴いて全体でのバランスを確認します。
このまま、握り拳の手先がつかないと、せんだみつをのナハナハ・・に見えてしまいます。

11 という事で、FRPでゲルチョップを作って凡その大きさで握り拳を作ります。
肩もつながりを良く見せるためにFRPで形を整えていきます。
12 ルーターで指を削りだして、穴をパテで埋めながら拳の形を作っていきます。
13 パテを削ったり形を整えて、握り拳が完成しました。そしてサフェーサーを噴いて形の容姿を見ます。
肩が外れているのは、この後、
シリコン型を胴体と腕とを別々に
成型する為です。
これで、綺麗に仕上げてマスター
原型の完成です。

14 100円ショップで買ったケースに、半分だけ粘土でマスター
原型を埋め込んでメ型の形を作ります。
(本体の腕の部分は穴を開けて
成型する為、6mmの棒を差し込んでいます)
15 めいっぱい、硬化剤を混ぜた
シリコンを気泡の入らないようにゆっくりと流し込みます。
16 シリコンが固まったら、100円ショップのケースの底を切り取ります。
17 硬化待ちの間、
複製するFRPを加工しやすくするためにポリカラーで色をつけます。

18 メ型の裏側の粘土をきれいにかき出します。(くっついた粘土は筆できれいに洗い流します)
19 きれいに粘土の取れたシリコン部分とマスター
原型の裏側に離型剤を塗ります。
20 19の後に15の時のようにシリコンを流し込み、硬化したらそれぞれを分離します。
これでシリコンメ型が出来上がりです。
21 シリコンメ型に離型剤を塗り、17で作り置きしていたFRPに硬化剤を混ぜてメ型に少し多めに
流し込み、硬化したら取り出します。こうして
複製していきます。
本体の腕の部分は6mmのストローを置いてから流し込む。そして固まったらストローを抜く。
そうして、腕の穴の部分を作ります。
タイヤキや今川焼きのようにひれができた方が、出来た形がスカスカにならない感じになります。

22 21の作業を地道にこなすと数が作れます。ひれは取り易い時に取っておきます。
23 マスター
原型と、予備と、
複製達・・・・なんか 「やった」 という気持ちになれるアングル。
24 アクリルで足の炎を旋盤で地道に削りだす。
25 ゾートロープで炎に動きを出す為に長めの炎と短めの炎を2種類作る。
人形につける時は設置するアトムの順番で交互に取り付ける。

26 腕をFRPで取り付ける。その際、微妙に腕に動きをつけるのでそれぞれ角度をかえていくので、
この時点で順番が決まる。なので、各アトムにナンバーをふる。
27 26が固まる。
28 アトムを取り付けるステンレスの棒。曲げてある部分も微妙に角度を変えてアニメーションに対応する。
29 アトムの足の裏に穴を開けて炎のアクリルを差し込めるようにする。

30 頭にふった番号順にアトムを棒につけて並べて、アニメーションが流れていくか確認する。
31 棒にマスキングと、ナンバリングをして、肌の色にウレタン塗料を調色して噴き付ける。
32 肌色の塗料が乾いたら、マスキングテープで頭やパンツの部分などを残すように貼り付けたり
カットする。という、地道な作業。10体分。棒もマスキングを外して、今度はアトムのマスキングに
ナンバーを移動します。

33 足の部分は紙で覆って、ウレタン塗料の黒を噴き付けます。
34 今度は黒い部分を紙で覆い、ウレタン塗料の赤を噴き付ける。
35 ハラハラのマスキング剥がしタイム♪
(マスキングの隙間から染み込んでいたりすると泣きたくなるから、それはもうドキドキさ。)
36 とりあえずマスキングを剥がしたので、順番を間違えないように、並べて乾燥タイム。

37 36の乾燥が済んだら、ベルトの周りにマスキングをしてウレタン塗料の緑を筆で塗る。
38 アクリルの炎をシリコン系透明の接着剤で足の穴に固定していく。その際、最初に決めたように
奇数番号は長い炎を、偶数には短い炎をさしていく。
アクリルは綺麗に磨いてあるので、足のブーツの赤が反映して炎のように見えるじゃな~い♪

39 結構ネックになった顔の書き込み。眼は同じになるように、スタンプを作って押してみたりしたけど
うまくいかない。マスキングして描いてみてもうまくいかない。そんななんで、苦肉の策。
イラストレーターで目を作って、シールの用紙に出力して切って貼り付ける。
結構シールとは分からないもので、うまくいった♪まつげと眉毛は面相筆で描き足しました。
40 シールの目玉と塗り分けた色の保護の為に、ウレタンのクリア塗料でコーティング。
足の炎のアクリル部分だけマスキング。

41 回転テーブルに均等角度で振り分けた穴位置に、順番にアトムを固定していく。
その際、高さ方向にもアニメーションの動きを考えながら少し変化をつけて行きながら、
強力ボンドをつけて穴に固定していく。
42 アトムの動きを一こまづつ確認しながらボンドが固まるまでバランスの悪いアトムはマスキングテープで
固定してボンドが固まるのを待って・・・・・・・
完成!~~~~~~~~~~!!!!
写真でまとめて、コメントで追ってくると、たいした感じでなくなるから不思議ですね?
まあ、でも結構大変でしたよ。実際、数を作るのは。。。
んで、余談ですが、、マスター
原型は記念の為に、同じ工程で彩色していて、
・・・・・・・子供のお土産にしました(^^)
さて、アトム関係は後、電気回路が残っているんだけど・・・・・
次回の記事ネタに困窮したら「使っちゃお~♪」程度に考えております。
なので、アトムはとりあえずここまで、でしょうか。
上記まで写真は合計13枚、画像にして42枚以上。結構ボリューミーだったでしょう?
さて、これからのブログテーマは色々と考えてはいるのですが、
まあ、私の場合、作って何ぼだと思っていますので、進みの遅い事は今後とも御了承下さい。
ではでは、今回はこの辺で。失礼します。
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- 2013/04/03(水) 18:31:16|
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今日は。前回はゾートロープの装置でしたが、、、やはり分かり辛いという御批判も頂きまして♪
あと、残りの内容としたら、
パラパラマンガの装置についてと、
木工と、ゾートロープの
アトムの人形と、、、が残っており、
一応、今回は「
木工」にしておいて、説明のあまり必要としないテーマにしました♪
すこし楽してます♪
さて、今回の装置は最初はテーブルの上に設置する予定で打ち合わせを進めていたのですが、
手塚プロさんと請けもとの担当の方が研修で、
製作途中の状態を見られた時に、
「これの下の台も作れませんか?」という依頼にかわり、
木工作業が少しばかり増えたのでした。

幸い、写真中のコメントにもあるようにパラパラマンガの什器は作り出していなかったので、
丸々設計変更をして写真のような形になりました。
このほうが内部に入る装置のレイアウトも余裕が出来ますし、こちらとしても願ったりかなったりです。


というように、写真のコメントのみで分かるように、、、仕上がってしまいました。
まあ、実際作業すると、それなりの時間もかかったりして、細かいことを書こうと思えば書けるのですが
写真が、意外と残っていないのですよ。
なので、細かい事は次回のテーマで♪
今回はテキスト文書が少ないですが♪まあ、たまには(^^)y
それでは、今回はこの辺で。
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- 2013/02/18(月) 16:34:01|
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はい。前回の続きです。
その1では、
ストロボ点灯の方法でしたね。
忘れた方はもう一度読んでください♪、、、、はい、私は読み直してから書き始めています♪
・・・ってなわけで、回路の部品を買いに秋葉原へ出かけ、
ストロボ用にLED12Vルームランプ用を8個、12V安定化電源、とコネクタ、
そして、色々回って見つけた簡易点灯回路の組み立てキットを買って、、、
前回は書きませんでしたが、この
装置はスタートスイッチを押してある程度の時間動作して止まる。という
タイマー動作がいるので、スターとスイッチとタイマーと自爆回路用のリレーとソケットも購入して、
工場へお戻り。
とりあえず回路を組み立ててみる。。。。。。で、出来上がりの写真♪(3分クッキングみたいなはしょり方)

写真上側は
装置にLED12Vルームランプ用をアトムが飛ぶあたりに上中下と正面の柱の裏側2箇所に
合計六個取り付ける。
さて、回路とは関係ないのですが、写っているので、、、、
やはりアトムの飛ぶ空間(円筒内)は出来るだけ暗い方が
ストロボの効果があるので
窓にはポリカーボネートのスモークを取り付ける。
当然、設置する場所も暗い方が良いので、真っ暗にならない程度にはそうしてもらう。
んで、下側のの制御の写真なんですが、、、、、
結果から申しますと、点灯回路は点灯速度も調整できて点滅の間隔も調整出来て
見た目にはうまく点灯はしたのですが、、、、アトム人形の様子を見ると、、、流れて見える。。。
どういうことかというと明かりの点いている時間が長すぎてアニメに見えないのです。
前回の
ゾートロープの話に例えると、覗き込むスリットの幅が広いのと同じ状態です。
どうやらこの基盤の部品のままでは、点いている時間と消えている時間の割合の調整が
うまくいかないようなんですね。。
納品3日前です。(^^)y~♪
やれば出来るんでしょうけど、私は今まで、同僚がいた時には制御部分はお任せしていたので、、、
正直に言うと、今までの経験上のロジックと今、お勉強して確実に容にできる電気回路の製作でしか、
仕事なのでしたくありません。
「
アニメーションになる」というのが お仕事の結論ですからね。
まあ、なんとなくこんな予感も最初から想定していたので、さっさと当初から別案として用意していた
プランBに変更です。それが前回の記事に書いた
「回転盤に反射板でもつけて光電センサーで検知して、リレーかSSRで入り切りすれば・・・」です。

センサーは在庫品がありましたのでそれを使用しました。投光、受光の反射回帰型のセンサーです。
このセンサーは、光を当てている先の物の違いでも使えます。木工の回転盤の裏に反射率の違うミラーを
貼り付けるとミラーのあるところだけ反射を検知できたりします。
過去にやったことでは白黒の色の塗り分けでも検知しました。
で、実際に少し大きめのミラーをアトムの人形の数と配置とにシンクロするように10等分で貼り付けます。
そして、点灯している時間はその鏡の上に黒いシートを貼り付けて鏡の見えている量で点灯時間を調整します。
やっぱり、普通の
ゾートロープのスリットと同じく60cmの直径に対して鏡の見えている量も5mmという
値が一番シャープな見え方の
アニメーションになりました。
そうそう、全然書きませんでしたが、当然アトムのターンテーブルの回転速度も大事です。
大体、1周が1秒辺りであとは、見た感じで速さを調節できるように作っておけば何とかなるでしょう♪
もちろん、これはアニメの模型の数と円周の長さも関係するので一概に時間を指定する事は出来ませんが。
今回、タイマーの自爆回路については書きませんでしたが、結構、検索すると私なんかの説明より詳しいものが
多いのでそちらをご覧下さいm(_ _)m~♪
あ、メカを多少かじっている人。なんで回転の伝道にシンクロプーリー等のずれないものを使わないんだ?
と思った方がいるかもしれません。さてはケチったか?とかも思う方もいるかもしれません。
それは、ターンテーブルの人形に何か破損があった時、さらにモーターの力で破損被害を広げないように
適当に滑れるように想定した為です。
アトムを作るのは、結構大変なんですよ。壊さないようにしないとですね♪
さてこんなことを書いたから次回はアトムの人形、、、にするかどうかはまだ決めていません。が、
今回は、この辺で。
これにて
鉄腕アトム立体
ゾートロープメカ製作 はおしまいです。
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- 2013/02/05(火) 20:32:11|
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さて、前回の続きです。色々あるので内容の構成ごとに分けて書きます。
今回は「
鉄腕アトム、立体
ゾートロープ」の機構部について書こうと思います。
まず、この仕事をする時に、移動展示の
装置でそんなに大きさは必要ないのですが、
アニメーションの仕組みを説明する
装置を2種類ぐらい作りたいのですが、ひとつはパラパラ漫画に
したいのですが、もうひとつはどんなのがいいでしょうか?と言う依頼に、私は
「パラパラマンガで平面の
アニメーションがあるなら、もう一つは立体の
ゾートロープなんてどうですか?」と。
移動展示用なので、そんなに大きくないなら製作は可能かな?と思い提案したのです。
その案は通りました。
で立体物の
ゾートロープを作ることになったのです。
ゾートロープは過去に幾つも科学館などに作ってきました。ただし私自身{立体}では初めてです。
まあ原理は分かっていますし、そんなに大きな失敗はしないでしょうと思って提案した事です。
「
ゾートロープ」とは?何かを御存知の方もいるとは思いますが、、一応説明させてください。

図(荒っぽい絵ですが♪)を見ていただければ「あ、なんだ、これのことか。」とどこかで見た記憶と
重なる方もいるでしょう。
ですが、簡単に説明すると「回転体にスリット状の開口を開け、そこから裏側にある1周しても連続して
動きになるような
アニメーションの絵を、回転体を回してスリットから見える残像で動いて見える
装置」
と言う事になるのでしょうか。。。。。
わかり辛いでしょうかね?
仕組みとしては「裏側に絵が描いてある部分」はカメラ的に例えるとシャッターと同様の働きをします。
スリットはシャッターを押して露光している時で、見ている目はファインダーです。
単純な仕組みはピンホールカメラと同様でスリットの隙間が小さければ焦点は絞れるので、
絵はシャープになるのですが、当然全体の円周に対して開口の比率が小さくなると絵を照らし出す明かりは
少なくなるので暗い映像になります。反対に開口を大きくしていくと明るさは増えてくるのですが、
回転している状態まで見えるようになり絵が流れてボケボケになってきます。
なので今までの経験上、スリットの程よいサイズでは大体直径が30cmぐらいなら2~3mm
直径60cm以上はもう広く出来て5mmぐらいまででしょうか?
今回は打ち合わせしていく中で、キャラクターが大体10cm~が10体~12対ぐらいかな?
という事と、持ち運びを考えて、回転盤のサイズは60cmで製作することになりました。
ここで、一旦。これを読んでいただいている人の中にも当然、三鷹の森ジブリ美術館に行かれた人もいて
トトロとサツキやメイちゃんの立体
ゾートロープを見た事のある人はいるでしょう。
私自身も、あれを見た時は「いいな~、これを仕事で作れて・・」と思うくらいうらやましかったのですが
とりあえず、誤解の無いように。ゾートロープの仕組みは古くからあって、立体のアニメも同様に古く、
シャッターの変わりに暗闇で
ストロボ発光による同期の
装置も色々な所で作られています。
なので「ジブリ美術館」のパクリだ~~!なんて言わないで下さいね♪
ストロボの利点は立体物に色々な方向から明かりを当てることが出来るのです。シャッター式だと立体の
下側には回転のシャッターが物理的に邪魔で照明が当てられず影が出来るので
ストロボを選択するのです。
さて、人形制作についてはまた別の記事で書くつもりですが、前記したように全体のサイズは決まって
設計している中、打ち合わせでは、
アニメーション用の人形はアトムに決定して、
サンプルに手塚プロさんから頂いたアトムのサイズを基本として、アニメ動作は飛んでいるところ~!と
いうことになり、「ゾートロープなんで1周の連続動作になりますので、奥から手前で消失・・・というのは
無理ですよ。まして、立体ですので。なので、頭を揃えてリングになります。
(前の記事の動画参照)歩く動作だと数が多めに出来ますが、駄目なんですか?」と聞くと「歩く
アニメーションはパラパラのほうで」
という事なので、図面で並べてみると、、10体がいいところ。それを告げるとそれでOK!のお返事。
よかった。上の図のような回転シャッター式じゃなくて
ストロボ式を選択して設計しておいて。。
最初の打ち合わせでは12体ぐらいでしょうか?というニュアンスだったんですが、
もしそれで図面を描いていたら、図面を書き直しですもんね。
ストロボ式は後まで調整代が残せる所も利点。
あと、実は当初から
装置部分はそんなに高価なものは使わない約束なので
ストロボの発光部分に使うのは車の室内用照明の12V電圧対応白色LED。
これを6個ぐらいつければ充分に明るい事は過去に作った別
装置に組み込んだ時に実証済み。
1個が60mA、6個使っても360mA。400mA以内なら安価な点灯基盤があればそれを使っえるかも。
もし駄目でも、回転盤に反射板でもつけて光電センサーで検知して、リレーかSSRで入り切りすれば同期の
とれた点滅はするし。でも出来れば点灯基盤でうまくいきそうなのが見つかればそれを使いたい。
なぜなら、点灯速度がうまい具合に調整できれば少しずらして点灯させると
アトムの飛行位置が徐々に進んで見えるからです。でもうまくいかないことも考えてあえて出来ていない状態で
お伝えするのは止めておきました。元々ゾートロープは
アニメーションの動作位置の移動はしないものですし。
これは出来た時のみのサービス動作です。
もちろん、回路を変えてそちらに突き進むと言う事も出来ますが、
それはまっとうに完成した後に余力があれば やってもいい事です。
ああ、、、、なんか文が長くなっちゃいましたね。。。
ちゃんとこの後のことまで写真も作ってアップロードしてあるのに。。
あとどれほど続くかまだここまで書いた時点でも、、、見当がつかないですな。。
一旦、ここで止めますね。書くのも辛いですが、読むほうはもっと辛いですね(^_^)≫
そうそう、この時点でこう決めたから、、タイトルに戻って、、、、その 1 っと♪
・・・・実は今、風邪を引いてグタグタなんですけど、、、
来週頭には、もう完治して健やかにこの続き書けるでしょう♪ きっと♪
それでは。やむなくですが 今回はこの辺で失礼します。
皆さんも 風邪にはお気をつけて下さい。
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- 2013/01/31(木) 19:24:38|
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